今年度は塾で中学生に理科を教えていまして、このところ天体をやっています。
太陽と地球と月の運動について教えているのですが、僕もいろいろと学ぶことや考えさせられることがありました。
今日の午前中、伸子張りをしながら思ったのが、「なぜ1年は12ヶ月なんだろう?」という疑問。
天体について少しおさらいすると、
・地球は自転していて、1周自転することにかかる時間を1日(24時間)と定めた
・地球は太陽の周りを公転していて、1周公転することにかかる時間を1年と定めた
・月は自転していて、1周自転することにかかる時間は約28日である
・月は地球の周りを公転していて、1周公転することにかかる時間は約28日である
というような話です。
地球は1日に1回自転する1年に1回公転する、というよりは、地球が自転・公転する速度に合わせて1日・1年の時間を定めた、という方が正しいと思うので、そういう書き方をしました。
地球と、地球上で生活する人間は月の引力からいろいろな影響を受けています。
潮の満ち干きがその代表例ですね。
これは推測ですが、女性の生理周期が28日間なのも月の引力の関係なんじゃないかなぁと思います。
呼び方も1”月”と言いますし、月の公転周期を1ヶ月としたんだろうなぁと思うのですが、ではなぜ1年間を13ヶ月にしなかったんだろうな、と。
1年365日を月の公転周期である28日で割ると、約13なので、13ヶ月にしたほうがしっくりくるんですけどねぇ。
多分、13ヶ月にしてしまうと、例えば、「半年はどう表現するんだ!」とかの問題が起こりそうなので、そういう背景なんでしょうか。
12という数字は2でも3でも4でも割れるので、非常に扱いやすい数字なんですよねぇ。
人間の手が10本だったから、10進数になったんじゃないかと思ったりするのですが、12本だったら12進数になってまた違う数学の歴史があったのかもしれません。
その点、13は素数なので扱いづらいです。
そういえば昔、12星座の話で、本当はへびつかい座という13番目の星座があるんだかないんだかという話を聞いたような気がするのですが、もしかしたら1年を13月として考える文化や慣習が昔はあったのかもしれないなぁ、、と想いを馳せるわけです。
さて、ネットで調べてみましょうかね。
なんか宗教とか西洋文化とかが紐解かれそうな良いんだか悪いんだかな予感がしますけど。
宗教とかより、実際の季節とのズレのためだと思いますよ。太陰暦と太陽暦の違いで、太陰暦にはちゃんと13ヶ月にする年があります。「うるう月」といいます。
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