2012/09/21

洗った反物を直す

反物を洗って乾かすと、端縫い目がほつれている場合があります。
このままでは伸子張りできないので、糸針で縫い直します。

↓ぱっくり開いてますね。


洗い張りの中にはこういった細かい作業がいろいろとあるのですが、意外と手間暇がかかるのです。
一反仕上げるにもいろいろとあるんですねぇ。


3 件のコメント:

  1. 直すのは、手縫いでされるのですか。母や祖母の時代は端縫いは手縫いで行っていたそうです。祖母は亡くなっていて、母は記憶が怪しいので、着物の話を聞くことが難しいです。沢山のことが、継承されずに消えていったことだと思いますが、インターネットのお陰で、縁も縁もない大勢の人たちの、知識を拝借できます。このページも私にとってそうです。

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  2. >匿名さん
    最初の端縫いは専用のミシンでやりますが、直すときは手縫いで直します。
    ほつれたところだけ直す時は手縫いでチャチャッとやったほうが早いのです。

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  3. ありがとうございます。和裁をする私の横で、母が家庭での板貼り、伸子張りのことを言いますが、81歳の母ですら、手伝うくら
    いしかしなかったようです。家でも、端縫いをして一反の反物にしていたのかしら。それともばらばらで板に貼っていたのか。記憶があやふやな母に聞いてもその都度言うことが違う。

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