2013/12/18

自分にあるものを数えよう

今日はちょっと綺麗事を言います。

夜な夜な飲み歩くのが趣味なので、行きつけのお店も数件ありまして。
先日、とあるお店の店主と話していたのです。
どうやったらお客さん増えるかな〜、と相談されまして。

以前よりも客足が減っているのか、「何らか手を打たないと」と思っているらしく、そんな感じの相談に乗っていたのです。
で、店主が考えている打ち手も聞きつつ、僕はちょっと違う視点もありなんじゃないかなぁという話をしました。

店主の考えている打ち手の中心は、「足りない部分を補おう」ということで、その足りない部分っていうのも、どちらかというと店側の論理なんだよなぁと。
嗜好的なお店なので、それよりお客さんが求めてるものってちょっと違うかもしれないよなぁと思っていろいろと話してたのです。

商売を考えたときに、他店と比べて、もしくは、過去の自分が関わってきたお店と比べて、足りない点を補おうとする努力ももちろん必要です。
だけど、現状でそのお店を好きになってくれる人が多数いるわけで、そういったお客さんにもっと来てもらうとか、もっと好きになってもらう努力の方が向いている場合もあると思うんですよね。
今ある強みをもっと伸ばすというか、うーん、ちょっと具体的に書けないんですけど。

で、これって個人としてもそうかもなぁと。
人と比べて満たされていないところよりも、自分が満たされている点を数える方がいいよなぁ。
うまくいっていないときってどうしても足りない方に目がいくし、うまくいっている時は満たされている方に目がいくと思うし、それが人間の感情だと思うんです。
だけど、理性というか意識の持って行き方一つで、自分にあるものの方を数えられるようになると思うんですよ。
人から見たらうらやましがられるようなことも結構あると思うんだなぁ。
自分のことになると良い点に気づかないことがあるんじゃないかな、と。

なんかさ、自分にないものを考えているより、自分にあるものを数えている人の方が、一緒に飲みたいと思うじゃないですか。笑

こう書くと、「お前は恵まれてるからだ」と言われそうですけどねぇ。
まぁ確かにそうなんですけど。
事実がどうかというよりも意識の問題として、ね。

ということを、今年もあと2週間となった今日この頃、思ったわけです。

あ、今日も日本酒からウイスキーコースでした。すいません。
さて、寝るか。

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