久しぶりに読んだ本の感想を書こうかなと思いまして。
昨日読み終わった「佐藤可士和の打ち合わせ」です。
佐藤可士和さん好きでして、以前読んだ「佐藤可士和の超整理術」という本もなかなか面白かったんです。
で、本屋に寄ったら新作出てたんで衝動買いしたわけですね。
さて、今回の本はタイトル通り打ち合わせについてです。
打ち合わせの目的、定義から、いかに効率を上げるかまで詳細に踏み込んで書いてあります。
最初のうちはプロジェクトの進捗管理っぽい話があって、「え〜、この内容ならプロジェクトマネジメント関連の本の方が詳しいしー」と思っていたのですが、途中から打ち合わせの詳細に踏み込んでいきました。
ホワイトカラーの仕事のほとんどが打ち合わせなのではないか?それならば打ち合わせの効率を上げれば仕事の効率が上がるよね、という話です。
で、打ち合わせの効率を上げるための細かい手法に言及していきます。
プロジェクトの中で打ち合わせを何度重ねるのか、その都度の目的をどう置くか、各打ち合わせでは全員が気軽に意見を言い合える雰囲気作りが重要だよね、など。
時間を大事にするために遅刻厳禁はもちろん、できればお客さんを自社に呼ぶ際には受付を済ませて置いたほうがいいよね、とか、席順やお出しするお茶にもこだわったほうが良いよ、などなどなどなど。
全員の時間を大事にするのを前提として、いかに実りの多い打ち合わせにするかを真剣に考えてこられたんだろうなぁというのが文章から伝わってきます。
僕もこのところ打ち合わせが多かったのもあって思わず手にとったのですが、読んだ後は今まで以上に、打ち合わせの無駄を省き、良い意見を活発に言える雰囲気作りを意識するようになりました。
読後の打ち合わせで実践してみましたが、いつもより簡潔に終わり、良い雰囲気のまま終われた気がします。
話した内容から考えるといつもより30分以上早く終わった気がしましたし。
ってことで、今後も無駄を省いて参加者の時間を大切に扱うように心がけようと思います。
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