2010/01/26

刺繍のある反物の仕上げ

今日の仕事は、昨日終わらなかったのり入れからスタート。

最後に布のりを引いた反物が刺繍を使ったスワトウだったので、ちょっと紹介。
暗くなってから写真を撮ったので、色はわかりづらいと思いますが、ご勘弁を。



縮緬系のしぼものは、湯のしで仕上げるので、端縫いしてあるところだけ伸子をかえばよいのですが、刺繍が使ってある反物は刺繍のところが縮んでいるので、細かめに伸子をかいます。



刺繍をしてあるところと、刺繍がないところで、伸子の細かさが違うのが見て取れると思います。



のり入れは終わったので、明日は胴裏や紬などのひらものの伸子張りかな。

3 件のコメント:

  1. 京都の染工房遊と申します。
    初めまして。
    驚きました。
    友禅関係でないはずなのに引き染め場の様な工場をお持ちとは。
    洗い張りも自家工場でされているのですね。
    京都では色んな工程が分業です。
    その為にコスト的には結構高くなってしまいます。
    呉服屋さんなのに染め替えの価格が驚く程お安い理由が分かりました。

    頑張って下さい。
    とんぼさんのブログからです。

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  2. >otyukunさん
    初めまして。コメントありがとうございます。

    だるまやは元々藍染めをやっていたんです。
    それが、環境汚染の指導を受けてしまい、染め物は止めざるをえませんでした。
    ご存知だと思いますが、色抜きをした反物を染める前に一度洗い張りをしていたので、その技術だけが残り、今も継承しているのです。

    染工房遊さんのホームページ拝見させていただきました。
    ブログもちょくちょく見させていただきますね。

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  3. はじめまして。和ごころ と申します。
    (お店には度々伺っております。)

    すごい光景ですね。
    お店の奥では、このような感じで反物が
    広げられているとは!!

    実は、私もブログを始めました。
    趣味の加賀ゆびぬき作りや、日本刺繍など
    作品をアップしています。
    先日、自分で仕立てた久留米絣を着て、
    自転車に乗ってみました。
    これが意外と大丈夫でした。
    よろしければ私の勇姿(?)を
    ブログでご覧下さい(笑)。

    さて、私が誰だかわかりますか?
    ゆびぬき作り好きで、和裁好きで、
    おしゃべり者です。
    ではまたブログ覗きにきます。

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