2007年11月にAmazonがKindleをアメリカで発売し、先日AppleからiPadが発売されました。
どちらの存在も知っていましたが、ぉぉっゃさんから教えてもらったサイトを読んで、改めてKindleやiPadなどの電子書籍リーダーで本を読むということについて考えたので、つらつらと書いてみようと思います。
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結論から言うと、電子書籍リーダーが読書という体験を変えてしまうことに、僕は大いに期待しています。
ちなみに、ちょっとでも電子書籍リーダーについて考えたことがある人にとっては、当たり前の内容になりそうなので、あまり期待しないでください。
考える糸口として、音楽の電子化と比較してみようと思います。
■まず、電子書籍リーダーを使う利点を考えてみる。
・本を持ち歩く必要が無くなる
音楽も昔はCDプレイヤーとCDを持ち歩いていた。
当然、持ち運べるCDの量には限界があるから、せいぜい10枚程度を選んで持っていくことになり、ふと聴きたくなった音楽を聴けないことがあった。iPodの登場で持っている曲すべてを持ち歩けるように変わった。
本も一緒で、ふと読みたい本があっても家に帰らないと読めない。また、あくまで僕の場合ですが、本にコメントを書き込んだり、自分の仕事に応用できる内容の本はノートに内容を書き写したりしています。情報が分散してしまうのが難点でしたが、これも解決してくれそう。
・本が安く買える
音楽もiTunesがローンチ当時、99セントという価格で配信を始めて話題になりましたね。
多い月では1万円分くらい本を買っているので、30%くらい安くなってくれるとかなり大きい。Kindleなどのハードを買うために最初にお金がかかりますが、すぐに回収できそう。
・本棚が不要になる
本を捨てられない僕にとっては、本の収納は悩みのタネです。これも解決してくれそうですね。
・車の中で本を聴ける
どうも、Kindleには読み上げ機能がついているようですね。以前、かんぺいに勧められて、レ・ミゼラブルや伊豆の踊子をオーディオブックで聞いたけど、なかなか良かった。友達を迎えに行く時に、レ・ミゼラブルを聴いていて、友達を乗せた後も、「あと10分で終わるから聞かせて!」とお願いしたほどです。
電車の中で本を読むと眠くなるけど、車の運転中に本を読める(聴ける)ってのは嬉しい。
■普及する時に起こりそうな問題
・すでに持っている本をどうするんだ?問題
音楽の場合は、すでに持っているCDをパソコンに取り込んで、iPodに移せました。本の場合はどうなるんだろう?
せめてAmazonで買った本はKindle版を安価(もしくは無料)で提供してほしいなぁ。となると、楽天ブックスで本を買っている僕は涙目ということになります。(笑)
他にも思いつきそうですが、とりあえず今日はこんなことを考えました。
しかし、今までは作家の人が頭の中で考えたことを一冊にまとめて、その本を買っていたわけですが、作家の人が考えたことを電子書籍で買うと、物体を通さずに思考が伝達するという不思議なことが起こりますね。
そのうち、作家向けのアプリなんかも出てくるような気がします。
音楽もそうでしたけど、日本は権利関係が面倒くさそうで、電子書籍の普及にも時間がかかりそうですが、今後も期待していようと思います。
本をバックに入れて持ち歩く時代から、KindleやiPadを持ち歩き、観たい本をいつでも観られて、線やコメントが書き込めて、欲しい本をいつでもすぐに買える時代になることにワクワクしてしまう。
あー楽しみ♪
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