2010/12/22

飲食店の「サービス」という評価について考えてみた

最近、食べログで好きなお店の口コミを投稿させていただいて、自分なりにお店の評価を考えることが増えてきました。
正直、評価するなんておこがましいのですが、僕がお店の感想を考える中で、飲食店の「サービス」について考えたことを書いてみようと思います。

食べログでも何でも、少しでもお店を評価しようとしたことがある人は分かると思うのですが、この「サービス」という項目はなかなか分かりづらいです。
何をもってサービスが良いとか悪いとか評価するかというと、はっきりと言葉にできないことが多いんじゃないかなと思うのです。

マクドナルドやコンビニのように、マニュアルで対応することがメインのお店はとりあえず除外して、個人で経営されている店を考えてみます。
最近のお店で繁盛しているお店を見ると、店長はかなりサービス精神が旺盛ですね。
店長の対応で不満だったことって本当に少ない気がする。
もちろん、好き嫌いはあるのですが、お店の看板しょっている以上かなり高いレベルのサービスを提供しているお店が多い気がします。

ではどこで差が分かれるか。
僕個人の考えとしては、やはり店長以外の従業員がどれだけサービス精神を持っているかなのではないかと思う。
もちろん、店長の接客も大切です。
(オーナー兼店長が一人で経営されている場合は除いてしまうのですが、)店長のサービスに大差が無いということになったときに、やはり店長だけでは目の届かないところに、店長の想いがどれだけ行き届いているかということが大切になってくる気がする。

ちなみに、今この記事を書きながら考えた、「サービス」という意味で僕の経験上一番のお店は、半蔵門にある「麹町カフェ」です。
お店の感想はそのうち書くとして、このお店の店員さんのサービス精神は本当にすごいです。
僕の好みはもちろんあると思うのですが、店員さん一人一人と僕との付き合いという雰囲気がすごく感じられます。
会社時代に何度も利用させていただいていて、歓迎会や送別会の時に、幹事の僕と同じくらい親身になって、主賓を喜ばせるアイデアを考えてくれました。
会社を辞めてから、久しぶりにお店に行くと、今でもお店の人たち全員が「八木さん、お久しぶりです」と声をかけてくれます。
以前、麹町カフェの店長と「なぜ、このお店の店員さんはこれほどサービス精神が大きいのか」を話し込んだことがあるくらいです。

そう考えていくと、サービスというものは実行上は個人の行動による部分が大きいのではないかと思うのです。
従業員としてを超えて、個人として、お客様個人にどれだけ心づくしできるかが重要なんじゃないかな。
僕は最近、「七つの習慣」という本を読んでいるのですが、その中で引用されている、某ホテルのミッションステートメントの「妥協しない個人的なサービス」が一番しっくりきました。

サービスというのは最終的には働いている人たち個人個人の行動なんじゃないかな、と。
働いている人がどれだけお客さんを喜ばせようとしているか、という、最後は個人的な想いに行き着くんじゃないかなと思ったのです。
となってくると、働いている人たちのサービス精神をどうやって高めていくかがテーマになってくるわけです。

と、ここまで書いて、酔いと眠気が限界なので終えておきます。

P.S. 酔って書いているので、振り返って表現に至らぬ点があるなと思った場合は書き直しますので、あしからず。

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