4年ぶりの2月29日は、関東地方では珍しい大雪の中スカイツリーが完成という、思い出に残る一日となりました。
そんなこんなでとうとう3月です。
僕としては30歳になる月でして、あぁ〜とうとう30代だなぁと無駄に感慨にふけりたくなる月でもあります。
うちで働き始めた新人くんもだんだんと仕事を覚え始めました。
仕事を教えつつ、僕の好きな本を勧めているのですが、今は僕が大好きな「銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ」を貸しています。
そんな流れで、僕も久しぶりに麗子ママシリーズを読んでいるのですが、改めてこの本面白いなぁと思いながら、マーケティングを学んでいるところです、はい。
さて、麗子ママの2巻の「ブランドは遊び心」の中で、「コンセプトとはお客様との約束事」という文章が出てきます。
それを読んで、ふと、だるまやがお客様と約束していることってなんだろうなぁと考えました。
一番に思ったことは、「伸子張りと天然布のりを使った丁寧な洗い張りをすること」だなぁ、と。
他にもあるんですけど、やっぱりうちが一番こだわっていることっていうのは、
「洗い張りの職人がやっている呉服屋」
ということで、その部分をやらなくなったら、多分お客さんとしては「それは違う」と思うポイントだろうなぁと思ったのです。
洗い張りの職人である以上、洗い張りができない商品(例えば化学繊維のもの)を売ることはできない。
洗い張りってきものを長く着るための技術でもある(寸法を変えるのは長く着るためでもある)ので、お客さんとなるべく長く信頼関係を築けるようにしたい。できれば、親から子へきものを受け継ぐ中で、だるまやとの付き合いもつながっていってもらえたら嬉しい。
などなど。。
いろいろときもの関係の仕事を判断する上で、うちとして一番のポイントは、「洗い張りの職人である」ということなんだろうなぁということを、前から思っていたけれども、改めて再認識しました。
↓銀座ママ麗子の成功の教えシリーズ。全巻超おすすめ。
0 件のコメント:
コメントを投稿