2014/05/22

車を買い替えました

 

僕が免許を取ったとほぼ同時におやじが買ったジムニー。
僕の車に関する思い出の大半はコイツとともにあります。
大学生の頃にテニスサークルの合宿に行ったり、湘南エリアの旨い店を食べ歩いたり。歩いてないか。

15年ともにしたジムニーですが、婆ちゃんが外に出るときに車いすが必要になったため、車いす仕様車に買い換えることにしました。

今年の初めころに計画を立てて、まずはどの車を買うか検討から。
今まで家の車を買い換えるときも人任せだったので、初めて自分で選ぶことに。
車いす仕様車の軽って、TantoかSpaciaかN BOXくらいしかないんですよね。
ディーラーを3箇所回って、試乗させてもらったり、仕様を確認したり。

悩んだ結果、N BOXにしました。
理由は、車いすを乗せない時の乗り心地かなぁ。
他の2台は車いす仕様にすると、あくまで後部部分は車いす用で、車いすを乗せない時は簡単な補助席もつけられるようなイメージ。
N BOXだけは車いすも乗せられるし、乗せない時も後部座席もしっかり使える感じだった。

ということで、2月頃に注文を出して、納車が5月予定とのこと。
結構待つんですねぇ。

ようやくN BOXが納車され、さて、ジムニーどうするかな、と。
今までは下取りに出していたのですが、ラジオでよくCMが流れている、「ガリバー」などの買い取り会社に見積もってもらってみようかな、ということで。

ネットで調べてみると、8社くらいにまとめて見積もり依頼できるポータルがあったので、そこと、ガリバーに見積依頼を出しました。

出してビックリ。
10分後くらいから電話が鳴りっぱなしに。

ジムニーは今でも人気らしく、15年前に買った車でも買い手がつくらしいです。
その日の夕方に一社、次の日に七社が車を見に来られました。

担当者の方たちに話してみると、車の買取業者には2パターンあるそうです。
一つはガリバーなどの、買い取ってオークションに出すのがメインの会社。
オークションの相場を元に、自社の経費を差し引いて見積金額を提示してくれます。
相場は決まっているので、後は企業のコスト構造というか、どれだけ利益を乗せてくるか次第という感じ。

もう一つが買い取って自分のお店で売る会社。
昔はこちらがメインでしたが、今はオークションに流す会社のほうが多くなったようですね。
自分で買い取って自分で売るため、オークションなどの中間コストがかからず、先方に見合う車だと高い価格で買い取ってくれます。
在庫リスクが高いですが、自分のお店の商圏でどの車が売れそうか目利きがあれば、売れる車を他社より高く買い取れるわけですね。

8社見積もって、一番高い金額を出したところと契約しました。
担当の方もいろいろ話してみると信頼できそうな方だったし。

だいたいどの人も、「これくらいの金額で売れたらいいな、という金額はありますか?」とか、「今まで見に来た会社はどれくらいの金額でしたか?」と、聞いてきます。
ここで金額を提示してもよし、まったく言わないのも手でしょう。

僕は以下の理由から希望金額や他社の見積金額はほとんど言いませんでした。
・他社の金額を言ってしまうと、後から来た会社が必ず有利になる。なるべく早く来てくれた担当者に申し訳ない。
・買い取れる金額が10万円だとして、こちらが希望金額を5万円と言ってしまえば、本来の10万円ではなく、6,7万円を提示するに決まってる。

あと、もう一点。
どの担当者も「今決めていただければ。。!」というセリフをいいます。
結構しびれる一言なんですが、ジムニーの相場が一日二日で変わるわけがありません。
自分が納得するまで決断を伸ばしても特に損しないはずです。
断るのはなんだか申し訳ないですが、こちらも15年ともにした愛車を手放すわけで、最後まで真剣に考えてあげなければジムニーに申し訳ないのです。

なんだか売るときも真剣に考えた分、余計にジムニーに愛着が湧いてきてしまいました。。
平塚の会社に引き取ってもらったので、もしかしたら平塚の街をまた走り続けるのかもしれませんね。

これから先ジムニーを見かけたら、「もしかしたら俺が乗ってたジムニーかも」と思って見つめてしまいそうです。

元気に走り続けてくれ!今までサンキュー!




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