今日の午前中は洗い物を。
今日洗った反物の中に、化繊のきものがあったのですが、化繊のきものは洗い張りをしても筋が消えません。
↓こちらが化繊の八掛
洗った後も、縫い目の筋が綺麗に残っていますね。
↓こちらは正絹
洗ったことによる小じわはあるものの、縫い目の筋は化繊のようには残っていません。
洗った後に伸子張りや湯のしで仕上げるのですが、どう仕上げようと化繊の反物は筋が消えません。
基本的には化繊の品物は着捨てなんですよね。
だるまやはよっぽどお客様から頼まれない限り化繊の商品は販売していません。
洗い張りを主軸にしている以上、洗い張りをして仕立て直すことが出来ない品物は極力販売しないことにしているわけですね。
だるまやで働き始めて3年目に入りましたが、少しずつ親父たちが店を営んできた中での核に当たる部分が分かってきたような気がします。
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